【看護学生のためのパソコン活用法】

ファイルの圧縮/解凍ってなに?


 メールでワードの文章ファイルなどを添付して送る場合、ファイルを「圧縮」してから送るのが暗黙の了解です。またインターネットでダウンロードする便利なファイルやプログラムもほとんど「圧縮」されています。圧縮とはその名のとおり、ファイルサイズを縮小させること。よくスポンジに例えられますが、ワープロなどで作成したデータというのはなかに隙間がいっぱいあるんですね。そのまま送るとかさばるから、ぎゅっと握って縮めた状態にしたほうが効率がいい。

 で、その圧縮をするにはどうしたらいいのかという話ですが、それにはメールソフトとは別に圧縮解凍ソフトというのを使います。

 いろんな種類があるのですが、簡単なものだったら、そのアイコンの上に圧縮したいファイルをドラッグ&ドロップしてやれば、自動的に圧縮ファイルに変換してくれます。反対に圧縮されたファイルをドロップすれば、展開(解凍)されて、もとのファイルが現れる。操作はいたってシンプルです。

 それらのソフトをいちいち買わなくちゃいけないのかというと、そんなことはありません。インターネット上に無料公開されていますので、それをダウンロードしてくればいいのです。インターネットを使うからには、是非とも手に入れておきたい便利なソフトです。


●圧縮解凍ソフト +Lhaca120 を導入しよう

 インターネットの世界にはいろいろな無料ソフトが流通していて、自由にダウンロードして使うことができます。圧縮解凍ソフトの +Lhaca もそのひとつ。シンプルな操作のわりには高機能で、初心者に一押しのソフトです。

 以下に、その具体的なインストール(導入)方法を紹介していきます。


1.ダウンロード

 本来だったら Lhaca の作者のホームページに行って、そこからダウンロードしてくるのが筋なんですが、ここではもっとシンプルに、直接ファイルを落とせる(ダウンロードすることを落とすとも言います)ようにしておきました。なにはさておき、下の"ダウンロード"というオレンジ色の部分をクリックしてみてください。

下図のような画面が出てくるはずです。

ダウンロード Lhaca120.EXE

 "このプログラムをディスクに保存する"を選択してOKをクリックします。すると自分のパソコンの中のどこに保存するかを聞いてきますから、とりあえずデスクトップを選んでおきましょう。もちろん場所さえきちんと把握しておけばどこでも構いません。

ブラウザをいったん隠して(最小化して)してデスクトップを表示させると、Lhaca118.EXEというダウンロードされたファイルがあるはずです。

デスクトップにこんなアイコンがあるはず

2.インストール

これは実行ファイルなんですが、ダブルクリックするとインストールが始まります。

よくわからなければそのままOKを押して大丈夫

上はインストールする場所を指定する画面ですが、よくわからなければそのままOKを押して大丈夫。

そうすると自動的にメモ帳が開いて、+Lhacaの使い方の説明が表示され、デスクトップには、下のような新しいアイコンが表示されます。これでインストールは完了です。Lhaca118.EXEというファイルはもうゴミ箱にすてちゃっていいです。捨てるときには「ホントにいいですか?」と確認されますがまあ気にしない。メモ帳に表示された説明も閉じちゃっていいですけど、一回くらいは目を通しておきましょう。

インストールするとデスクトップにこんなアイコンが現れる。ここにファイルをドロップすることで圧縮や解凍ができる。

3.使い方

+Lhaca118というソフトは、圧縮と解凍(展開)の両方に対応しています。いちばん多いのはインターネット上からダウンロードしてきた圧縮ファイルを展開することだと思いますが、使い方はいたって簡単。圧縮ファイルを上の"+Lhaca"という上にドラック&ドロップするだけ。そうするとデスクトップ上に圧縮ファイル名と同名のフォルダが生成され、なかに展開されたファイルが入っています。

圧縮形式にもいろいろな種類があるんですが、+Lhaca118は流通しているほとんどの圧縮形式に対応していますので、圧縮ファイルを見たら+Lhaca118に突っ込んでやれば、まず展開できます。

反対に自分が作ったファイルを圧縮する場合。たとえばWordで作ったファイルを友達に送る場合などは、Wordファイルを上の"+Lhaca"アイコンの上にドラッグ&ドロップします。そうするとファイル名.lzhという圧縮ファイルが作られてデスクトップに表示されます。右クリックしてプロパティを選んでファイルサイズを元のWordファイルと比べてみてください。たぶん半分くらいのサイズになっているはずです。

標準の圧縮形式はLZH形式ですが、その他に、ZIP,CAB,TGZ,TBZ,TARという形式で圧縮することもできます。ふつうはLZH形式で十分だと思いますが、極力小さくしたいというならCAB形式がいちばん圧縮率が高いようです。ただし圧縮処理には多少時間がかかります。切り替えはデスクトップの"+Lhaca"のアイコンをダブルクリックするとメニュー画面が開きますので、それで設定します。




〜おまけの話〜

圧縮の仕組み

 たとえば文字データを圧縮する場合、たとえば文章の中に「AAAAAAAAAAAAAA」という文字列があったとします。この場合14文字です。14文字分のデータ量があるということになります。しかし一定の取り決めをして、たとえばこれを「A14」と表わしたらどうでしょう?

たった3文字分の情報量で済むことになりますよね。ルールさえしっかり決めておけば、あとでもとに戻すのも簡単です。これのもっと複雑なことをやってデータ量を少なくしてしまおうというのが圧縮技術です。

 インターネット上でやりとりされるデータのほとんどは圧縮された形で流通しています。メールの場合もファイルを添付するときは圧縮するのが暗黙の了解になっています。なんで圧縮しなくちゃいけないのかというと、これはひとえに親切心といいましょうか。データ量が大きければそれだけ、相手が受信するのに長い時間がかかることになります。1分あたりいくらというプロバイダ接続料と電話代を払っている人を思えば、転送時間は短ければ短いほど好ましいわけです。

 それと、たとえばワープロで長い文章を書いて、ファイルサイズが大きくなりすぎてフロッピーディスク(容量は1.44MB)に入りきらなくなったとします。そんなときでも圧縮してやれば、50%程度にはなりますから、フロッピー経由で人に渡すことも可能になります。

 あ、それとひとつ注意を書き忘れましたが、圧縮すればどんなファイルでも小さくなるというわけではありません。

Word や Excel のファイルなら効果は絶大なのですが、もともと圧縮されているタイプのファイル(たとえば画像ファイルの一種のjpgやgif、文書ファイルのpdfや音楽ファイルのmp3など)はさらに圧縮したところでほとんどファイルサイズはかわりません。

デジカメで撮った写真をメール添付で送ることってよくあると思いますが、たいていはjpg(ジェイペグ)形式なんで、さらに圧縮する意味はあまりありません。その場合は直接送っちゃったほうがいいでしょう。



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