【看護学生のためのパソコン活用法】

パソコンを使いやすくするTips

作業効率を上げるカスタマイズ



パソコンはとっても自由度の高い道具です。パソコンを使いこなすために、自分なりに使いやすい状態を作り上げていくことが大切。買ったときのままの状態をあたりまえと思わないで、自分なりに大胆にカスタマイズしてしまいましょう。

その手始めとして、パソコンを使いやすくするちょっとした工夫を紹介したいと思います。


1.アプリケーションの起動

ワープロソフトや画像編集ソフトなどのことをアプリケーションソフトといいますが、それらを起動(立ち上げる)とき、どんな方法を使っていますか? Windowsではいろいろな方法が用意されていて、一般的なのは画面左下にある「スタート」メニューから「プログラム」一覧を表示して選ぶというのが一般的でしょうか。

ただ、それだと頻繁に使いソフトの場合だと、いちいちめんどうくさいですよね。そこでよく使うアプリケーションを立ち上げるための「ショートカット」というのをデスクトップに作ってしまうと便利です。


(1) デスクトップにショートカットを作る

やり方はとても簡単です。手始めにWindowsに標準で入っている「電卓」を気軽に使えるようにデスクトップにショートカットを作ってみましょうか。

まずは「スタート」メニューをクリックして、「プログラム」にカーソルを合わせます。右横に登録されているアプリケーションの一覧がでてきますので、そのなかの「アクセサリ」にカーソルを合わせます。そうするとさらに横に一覧が広がるはずです。その中の「電卓」にカーソルを合わせて右クリックします。通常は左クリックして電卓を起動させるんですが、右クリックをするとメニューが表示されます。このなかから「コピー」を選んでクリック。

スタートメニューから電卓を選んでコピーする



これで電卓へのショートカットがパソコン内部にコピーされましたので、次にデスクトップのアイコンがなんにもないところで、右クリックして、先ほど同じメニューを表示させ、「貼り付け」を選びます

そうするとデスクトップに電卓のアイコンが表示されたと思います。これをダブルクリックすれば、いつものように電卓が立ち上がって使えるようになります。



(2) クイックスタートバーに登録する

これで電卓は気軽に使えるようになりましたが、実は電卓が必要になる場面って、ほかのアプリケーションでなにか作業しているときが多いものです。たとえばエクセルで関数を作って自動計算させてみたけど、本当に計算が合っているか不安という場合、電卓を立ち上げて手計算をしてみたりします。

そんなときエクセルを画面いっぱいに広げていると、いちいちそれを最小化してデスクトップの電卓アイコンをダブルクリックしなくちゃいけなくてちょっと手間。そこで、電卓などはクイックスタートバーに登録してしまうと便利です。

クイックスタートバーというのは、画面下の「スタート」の右横に並んでいるアイコン群のこと。ここならワープロなどを最大に開いていても常時表示されていますし、シングルクリックでアプリケーションが起動します。最初からインターネットエクスプローラーやチャンネル表示などのアイコンが登録されているはずですが、そこに電卓のアイコンを追加してしまいましょう。

デスクトップの左下にあるクイックスタートバー
自分なりによく使うソフトを登録してあります。

やり方は、説明するほどのものでもありません。デスクトップ上のアイコンをドラッグするだけ。最初から登録されていて必要ないアイコンがあれば、右クリックして「削除」を選べば消せますし、アイコンをドラッグすることで、並び替えもできます。作業中にしょっちゅう使う可能性のあるソフト、たとえば国語/英和辞典や電卓などを登録しておくとよいでしょう。

注意! この機能はWindows98以降で有効です。Windows95の人は使えません。



1.コピー&ペースト操作を簡略化する

ワープロで文章を書いていて便利なのは、コピーやペーストを駆使して文章を自由に編集できるところ。この文節はこっちに移動したほうがいいかななんて感じで自由に文章をこね回せます。

そんなふうに日常的に文書のコピーや切り取り、張り付けを行なっていると思いますが、そのときどんな方法で操作していますか? マウスでドラッグして選択、そのあとメニューバーの《編集》から《コピー》や《貼り付け》を選ぶなんてまどろっこしいことしてませんか?

日常的に頻繁に使う機能だけにもっと気軽に操作しましょうよ。Windowsではいろいろな便利な方法が用意されています。

(1) 右クリック

Windowsパソコンのマウスにはふたつのボタンがついています。ふだん使うのは左側のボタンですが、右ボタンには便利な機能がいろいろ隠されています。たとえばワープロ上で文字列をコピーする場合、文字列をドラッグして選択するところまでは同じですが、反転した文字列の上で右クリックをしてみてください。Wordをお使いの場合なら、次のようなメニューが出てくるはずです。



Wordで文字列を選択した状態で右クリックをした状態



ここで《コピー》を選べばコピーできますし、貼り付ける場合は文字列を入れたい文字間にカーソルを合わせて右クリックをすれば同じメニューが出てきますので《貼り付け》を選べばOK。その他見てわかるとおり、《フォント》を選べば文字サイズやフォントの種類などを変更することもできます。

右クリックしたときに現れるメニューはアプリケーションソフトによって違います。また同じソフトでも文字列を選択している場合と、そうじゃない場合でもメニューの内容が違ってきます。それでもたいてい《切り取り》《コピー》《貼り付け》は入っていますので、ぜひ覚えておきましょう。


(2) ショートカットキー

右クリックを駆使することでだいぶパソコンの操作が楽になったと思いますが、さらに操作を簡略化するテクニックがあります。それがショートカットキーというもの。

これはマウスを使わずキーボード上でキーの組み合わせによってコピー操作などをしようというもので、一度覚えてしまえば手放せなくなるとっても便利な機能です。



[Ctrl]+[C] コピー
[Ctrl]+[X] 切り取り
[Ctrl]+[V] 貼り付け
[Ctrl]+[A] すべてを選択
[Ctrl]+[Z] 取り消し
[Ctrl]+[Y] 《取り消し》の取り消し
[Shift]+矢印キー 範囲選択

Windowsに共通のショートカットキー



この操作はWindowsに共通のものなので、Wordに限らず、どんなソフトでも有効なはずです。ワープロに限らず、表計算でも画像編集ソフトでも。それにWindowsのファイル操作でも使えます。

あと、これと合わせて知っておくと便利なのが、コピーと移動の裏技。

文字列やファイルなどを選択してマウスを使ってドラッグすると《移動》になります。そのとき[Ctrl]キーを押しながらドラッグすると、《コピー》&《貼り付け》をしたのと同じ状態になります。つまりもとの文字列はそのまま残ってドラッグ先に同じ文字列が表示されます。これも覚えておくと便利です。



(つづく)



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