【看護学生のためのパソコン活用法】

海外でメールを送受信するには?



《番外編》で書いている「旅に出よう」という記事と関連して、ここでは、海外旅行先からe-mailのやりとりをする方法を紹介したいと思います。

看護となんの関係があるの? とは素朴な疑問かとは思いますが、まあ、気にしないでおいてください(^^ゞ インターネットは世界とシームレスなスゴイツールなんだな、なんて感じるヒントにでもなればなと思っています。

さて、長期で旅していると、日本との連絡のやりとりにはすごく苦労します。旅先から絵はがきを出すのは簡単だけど、反対は難しい。電話だと時差の問題もありますしね。そんなときe-mailがすごい威力を発揮するのです。

日本ではまだまだ少ないんですが、アジアを含め、海外では時間単位でインターネット端末が使えるネットカフェがとても盛ん。大学や図書館に行ってもネット端末が自由に使えることが多いようです。

そんなパソコンを使って、気軽にメールのやりとりをするテクニックを大公開。



1.ウェブメール+グローバルIME

海外でe-mailのやりとりをするのは思いのほか簡単だ。一般にインターネットをはじめるというと、パソコンを買って、プロバイダ契約をして、いろいろな設定をして…、と面倒くさいイメージがある。

でもアジアを含め、欧米諸国では、ネットカフェや図書館などでインターネット端末が気軽に使える。加えてインターネット上の無料のメールアドレス取得サービスを使えば、すぐにその場でメールが送受信できるようになってしまう。とっても気軽だ。(もちろん日本の漫画喫茶などでも同様にできますよ。ただやっぱり日本は軒数が少ないですよね)

世界を旅する人の大半が利用しているのが、マイクロソフト社が提供する Hotmail というフリーメールサービス。ホームページの画面上で登録すれば、その場で無料でメールアドレスを発行してもらえる。

しかもこれはウェブメールと言って、ホームページの上でメールの読み書きができる。つまりパソコンの機械には依存しないので、インターネットに接続できるパソコンだったら、どこからでも自分のメールボックスにアクセスできる。だから、旅行中、あちこちを転々としていても、ネットカフェや図書館があればメールのやりとりができるというわけだ。

ただし、問題はニュージーランドのパソコンは英語版の Windows だから日本語が表示できない。この対処法として、マイクロソフト社のホームページで無料公開されている グローバルIME というフリーソフトをダウンロードしてインストールすればいい。これで英語版だろうがフランス語版だろうがどんな言語のパソコンでも日本語が使えるようになる。

実際、日本人利用者が多い海外の大都市にあるネットカフェのパソコンには、最初からこの「グローバルIME」が入っていることが多い。

小さな町の図書館や大学図書館などでは英語しか使えないことが多い。その場合は、特にネットワーク管理されていなければ、「グローバルIME」を勝手にダウンロードしてインストールしてしまうという手もある。でもあくまでも承諾をとってからが原則。タチの悪い人になると、このグローバルIMEをCD−Rに焼いて持ち歩いていて、行く先々のネットカフェで勝手にインストールしまくっているなんて話も…。

無料のウェブメールサービスは探せばたくさんある。でも海外で使うなら Hotmail が便利かなと思う。

というのは、たとえば日本の企業が提供しているメールサービスをニュージーランドで使ったとする。使うパソコンにグローバルIMEが入っていればいいけど、そうでなければ、Web画面の指示などの日本語の部分が文字化けするので操作にとまどってしまう。その点、Hotmail は画面表示を日本語のほか、英語、韓国語、フランス語、スペイン語、中国語などに切り替えることができる。だからグローバルIMEが入ってないパソコンで使っても、英語表記にしておけば、操作に困ることはないと思う。

2.従来のアドレスをNZでも使い続けるには?

上で紹介したウェブメールの場合、新しくメールアドレスを取得することになる。すでに日本でメールアドレスを持っていて、それを引き続き使いたい場合にはどうしたらいいのだろう? 日本のプロバイダ発行のメールアドレスを海外でも使うためのちょっとしたヒント。

(1) ウェブメールのPOP読み出し機能を使う

まずシンプルなのは、やはりおなじくウェブメールを利用する方法。Hotmail の場合は、POPアカウントの読み出しという機能がある。これはウェブメール上の操作で、従来の自分のメールボックス(たいていはプロバイダのサーバにある)にアクセスしてメールを読み出してしまおうというもの。

返信するときはウェブメールからの送信になってしまうが、いちおう日本にいるときと同じようにメールのやりとりができる。ウェブメールの設定を変えればサーバーのメールボックスにメールを残すようにもできるから、帰国後に改めて改めて家のパソコンでメールを受け取ることもできる。(プロバイダのメールボックス容量と保存期間規定によっては古い順に削除されてしまうから注意!)



(2) メールソフトを持ち歩く

海外でメールを使う上で究極ともいえるのがこの方法。メールソフトを丸ごと持ち歩いてしまうというもの。メールソフトにもいろいろな種類があって、なかにはなんとフロッピーディスク1枚に収まってしまい、しかもインストール操作なしでフロッピーから直接起動できるというメールソフトがある。

《 Belfast 日本語 Mail 》 というソフトで、送受信したメールもそのままフロッピー内に保存されるから、フロッピー1枚を持ち歩けば従来の自分のアカウントを使ってどこからでも送受信できる。

さらにこのメールソフトのすごいところは、日本語入力機能も併せ持っている点。日本語版のパソコンやグローバルIMEがなくてもこのフロッピー1枚で日本語の読み書きができるのだ。さすがに変換効率は MS-IME や ATOK にはかなわないけど、感覚的には携帯電話の変換機能程度には使える。しかもうれしいことにフリーソフトだ。

これでアドレス帳機能が付いていればいうことはないのだけど、フリーのこんな軽いソフトにそこまで求めるのは贅沢というものか。ソフト自体は1MB以下で、フロッピーには500KBほど空きができる。そこに受信メールや作成メールが貯まっていく。もちろん自分で作ったメールアドレス一覧のテキストファイルなどメモを入れておくこともできる。

 Belfastのメール作成画面

= Belfast 日本語 Mail =

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2054/

ダウンロードおよび細かい使い方は、上のHPを参照のこと。

かわった機能として、入力した文章をそのまま画像(JPGかBMP形式)に変換して添付で送るということもできる。どういうことかというと、メールを送る相手のパソコンで日本語が読めない場合の配慮。確かにこれだったら文字化けの心配のいらない究極の日本語送信方法かもしれない…(笑)

《Belfast 日本語 Mail》 で生成した添付用JPGファイル (9.57KB)

《Belfast 日本語 Mail》 で生成した添付用BMPファイル (20.1KB)

(ビットマップ形式の方が画質はキレイ。でもファイルサイズが大きくなってしまう)

もうひとつ、注意したいのはメールアカウントへのログインパスワードについて。このソフトの場合、一回一回入力する手間を省くためにパスワードを保存できるようになっている。でも、フロッピィ内の設定(ini)ファイルにズバリそのまま記載されてしまっているので、セキュリティー上、ちょっと危ない。フロッピーって意外と取り出し忘れが多いので、危険防止のためパスワードは使うたびに手で入力した方が安全だと思う。

3.おまけ

日本語環境が入っていない外国のパソコンを使って日本語のホームページを見る簡単な方法がある。下にリンクした 《 The Gate of Japanese 》 というサイトにアクセスして、見たい日本語ページのURLを入力するだけ。

ページ内の日本語部分をすべて画像に置き換えてしまうという荒技を使っているようで、表示に時間がかかるのが玉にきず。あとページのレイアウトはかなり崩れてしまう。それでもどんな環境でも日本語が読めるというのは、すばらしい。

= The Gate of Japanese =

http://www.findtutorials.com/Tutorials/Japanese/takasugi/jgate/index.html



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